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高校の頃だったろうか。
私が好きだった曲がスーパーで流れ
懐かしいと
思わず口ずさんだ。

私に特別な青春といえるほどのものが
あったかどうかわからないが
懐かしくて嬉しくなるものはあった

10年後の夏また会えると信じてと
フレーズにある
そう言えば、初めて聞いてからもう
丁度10年目かもしれない
私は夏でなく春にこの曲を聞き
少しだけ私の中にある高校のアルバムを開いた。

高校の時は毎日は繰り返しの連続で意外に平凡だったけど
三年も通してみると良いことから悪いことまで思い出して
10年も立つと
そんなことあったなぁという一言でパタンと
気になって呼んだ本のように簡単に閉じることができた。

これから十年後も同じようなものなのだろうか考える
今心に届く曲は何もなかった
それでも時折聞こえてくるこえは確かに毎日の中の一つだったから
どこかで似たような言葉をみつけ
アルバムを開くのかもしれない

毎日を積み重ねていた。
誰もそうだ
ただ変わらないものがあるから
変わっていくものがあった

公園で真夜中
一人でサッカーボールを蹴る青年を見かけた
10年後もきっとどこかで同じ光景が眼にとまる
私も彼も代わらないとどこかで思った。

私がやってることが無駄だろうが
もしかしてそうじゃなくても

道はどこかに続いているものだろう
無くなった時は引き返すか、もうそこでいいか
その時考えよう

それでは
お休みなさい
良い夢を
  
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